kuvocky's Dreams CB 1300 SUPER BOL D'OR: 本土最南端へ

降り続いた雨も上がったので，今日はCBR ちゃんとプチツーに行ってきました

家の用事を片付けていたら10時になったので，近場で場所を物色

CB ちゃんとも行った佐多岬に決定しましたぁ

道路はバンプ状態。これもあって出発を遅らせたのですが，日陰の部分や，風通しの悪いところなどはまだ濡れていました。

大型に乗り始めて（教習所を含む）から，濡れている路面はほとんど経験していないので，結構神経質になって乗っていました。

しかも，腰を痛めていたのでなかなかバイクをコントロールしにくく，ちょっとばかり途中で帰ろうかと弱気になっていました。

でも，せっかくいいお天気になってくれたのに，これを逃すのももったいないので，無理をしないように乗ってきました。

最初の休憩ポイントは，CB ちゃんともお散歩に来ていた，鹿児島県の錦江町「神川海岸（キャンプ場もぉありますよ～）」

ここで，ちょこっと撮影などして，そのまま南下

CB ちゃんで佐多岬に行ったときに休憩した，「道の駅　根占」で今日も休憩

ここでも，撮影を少しして，一気に佐多岬にレッツゴー

行きは，佐多岬ロードに行かず，途中で合流する国道の方へ。

こちらは海沿いを走ります。

途中から山道に入ると，なんと「さる」がいました

それも1匹ではなく，何匹も。写真を撮ろうとバイクを止めると山へ逃げていくのであきらめましたが，1匹，バイクを止めないで見ていると，道端の草むらにまさに「頭隠して尻隠さず」の状態で隠れてじっとしていたのがおかしかったです。

途中から，佐多岬ロードに合流して，例の北緯31度線のところで記念撮影をしました。

ちょっとCB ちゃんを思い出して，悲しくなりましたが，CBR ちゃんも連れてくることができてよかったでした

この間はここで引き返したのですが，今日は思い切って最南端の佐多岬まで行ってみることにしました。

途中からの景色です

20080619 の記事に佐多岬の施設の悪さは指摘をしましたが，今日は実際に行って景色を楽しみながら確認もしてみようを考えたわけです。

さて，駐車場に着いたら佐多岬に続くトンネルに向かいます。ここで，入場料大人300円，子供150円を払います。

ちょっと長いトンネルを抜けると，

そこはもう佐多岬の先端です。かなりの距離がありますので，厚着をされている方は1枚脱ぐか，すぐに脱げる上着の方がいいと思います。岬まで行くにはかなりのアップダウンの道と階段が続きます。あと，入り口にちょっとお高めの自動販売機がありますが，水分補給用に購入するか，前もって準備している方がいいかもしれません。

途中，神社があったり，南国の草木が目に付くと思います。景色が望めるところでは，きれいな景色を楽しめます。

今日は，雨上がりの天気のいい日だったためか，結構な虫が飛んでいました。特に害があるものではないのですが，虫嫌いな方には少しつらいかも・・・

神社では，参拝して来ました。縁結びで有名な神社のようでした。

岬の方では，水蒸気が多かったものの，水平線に種子島と屋久島の島影も見ることができました。

そして，なんといっても，大隈海峡をはさんで太平洋と東シナ海が見えるロケーションは最高でした。そして，空気が暖かいです。

そこで，返す返すも残念なのは，施設の老朽化というより破損・・・ & 使用停止・・・

しかも，展望台にいたっては窓が破損しているにもかかわらず入場料200円・・・

迷わず入るのを止めました。上の階にいければ間違いなく絶景を楽しめると思うのですが，絶対に上がりたくはない状態（多分上がれないようにしてあると思う）。

使用中止中のレストラン

2階部分の窓がなくなっている展望台

せっかくの本土最南端の地であるにかかわらず，施設がこのような状態であることには残念でなりません。ここを所有している民間会社は，改善の余裕がないようなことを発表していましたので，地元でも，県でも，国でも，何かしらの手を打てないものかと残念でした。

このような観光資源を朽ち果てていかせるには忍びない気がしました。その際には，自然を残すことも大事だと思いますが，もう少しバリアフリーにも気を使って，誰でも（車椅子の方でも）岬の先端の景色を楽しめるようになればいいと感じました。

現状では，車椅子の方はもちろん，健康な方でさえも結構きつい勾配の坂や，階段などがあり，誰でも岬の景色を楽しめるという状態ではありません。道幅もかなり狭く，人同士がすれ違うのがやっとの感じでした。大人でさえきついのですから，子供や赤ちゃん連れの方はかなり大変だと思います（今日は赤ちゃん連れの方がいらっしゃいましたが・・・）。

自然を壊さない形で，いい方向に活用していけたらいいのにとつくづく思うことでした。

もちろん，簡単にはいけない秘境的な感じというものもよいのかもしれませんが・・・

展望台途中にあるここも縁結び神社

さて，駐車場にくたくたになって帰ってきた私は，お高い自動販売機でミネラルウォーターを購入してしばらくの間動けない状態で汗を拭いていました。

その間に次の目的地を地図で探していたのですが，腰が痛かったのが，このアップダウンの悪路でひどくなってきたので，一路自宅へ向かうことにしました。帰りは，佐多岬ロードを通って帰ってきたのですが，こちらは山道の南国といった感じの趣になるのですが，20080619 に斜面が崩壊していたところがまだ修復されていなかったり（もしかしたら，新たな崩壊かもしれませんが），路面が荒れていたりしていましたが，ゆっくり周りを楽しむ余裕で走行するにはいいかもしれません（ホンとかぁ）