やりましたぁ・・・
2月になりましたねぇ 今月は28日しかない短い月です。(って,言われなくてもみんな知っているかぁ)
久しぶりに暖かないいお天気に恵まれたので,CBR ちゃんといつものお散歩コースに行くことにしましたぁ
1月の初回点検以来タイヤの空気圧を計っていなかったので,まずは空気圧チェック
前後とも少し高めだったので指定圧に調整して,例のレーシングブーツの出番です
しっかり,準備してお出かけでした
まだ使用感がでていないブーツです。「なかなかうまくチェンジできないなぁ・・・」「後ろブレーキ踏んでるっけ?」などと思いながらも,気持ちよく走っていました。
そして目的地の神川海岸に着きました。そのときです。ふといつも止めるところと反対側の広い駐車場を見て見ると,車が1台もいません。
常日頃からバイクテクに向上心を燃やしている私は,迷うことなく広い駐車場に入っていって練習課題を考えました
そこで,8の字練習をすることにしました。これならそこまで広くなくてもすみ,スピードもターンの場所を変更するだけで調整でき,なおかつブレーキングとバイクを曲げる練習ができる
すばらしぃ 私は自分の思いつきに酔いしれていましたぁ
ということで,練習を始めたのですが,無理をしない程度に「あっ,うまくいった」「今のはブレーキングが・・・」「倒しこみのタイミングが悪い」などと冷静にこなしていきました。
場所も,ここは砂が乗っているからずらしてなどと,安全第一,バイク第一でやっていました。
何度かは足つきで転倒を防ぎながらも,冷静に「ここまでなら足着いても大丈夫 白馬の王子やプリンセスもターンでの足つきはするもんねぇ」とがんばっていました
しかし,ついにそのときがやってきたのです。
そのときも,仕方なく足つきになってしまいました。しかし,今までと何か違う 「やばぃ」
左ターンのときだったのでバイクはそのまま左側へ寝転んでしまいました
「そんなに疲れていたの」と声をかける暇もなく・・・
足は抜こうと思えば抜けたのですが,速度も出ていないので,バイクをかばうあまり,地面とバイクの間にクッションとして入れてました
バイクが倒れ終わった後,これまた冷静にキルスイッチ(バイクには緊急のとき,まさにこんなときのため,キーではなくスイッチでエンジンを切れます)でエンジンを止めて,足を抜いてバイクの状態を確認しました。
すると,何かがもれていたので,オイルか燃料かと一瞬あせりましたが,よく見ると緑色のさらっとしたものだったので,ラジエターの冷却液だと分かりホッとしました。
逃げなくてもいいのが分かったので,バイクを起こそうとするのですが,やっぱり動揺していて1回で起こせません。一息ついてからもう一度トライして起こしました。
でも,冷却液のもれは止まりません。しばらくポタポタとしていましたが,なんとか止まりました。その間にバイクをすみのほうへ移動してダメージを調べます。
ざっと見て,モリワキのスキッドパッドの下半分がすれていて,左ミラーにキズ。エンジンカバーにも擦り傷。スタンドフックローラーに傷。後はGIVI のトップケースに擦り傷。カウル類はなんと無事でした
モリワキのスキッドパッド。御身を削ってバイクを守ってくださいました
先端を少しだけ。遠くから見ると分かりません。走っていればもっと分かりません。
もう一人の立役者,GIVI のトップケース。これだけですみました。
何でトップケース?と思われた方,私も練習だからはずそうかと思ったのですが,いつもつけて走っているので,あるのがいいだろうと思ったわけです。これがよかったです。多少左右幅があるおかげで,左後部側面は地面とキスしないですんだんです
傷もほとんど目立たない程度で,足とバイクを守ってくれた影の役者。
一通り見て周り,外観上は走行に支障がないのを確認して,冷却液の確認です。
幸い,もれは止まっていてリザーブタンクにも最低ラインまで残っていました。
というわけで,自走で帰宅できそうです。
などを確認していると,隣の国道を走っていたバスが軽くクラクションを鳴らしていきました。
よく見ると,卒業した自動車学校の送迎バスですぅ orz
CBR ちゃんが,疲れて地面に寝ているところではなかったものの,現場を押さえられてしまいました
免許を取得して,バイクを買って,まだ顔出しをしていなかったのですぅ 行くのがいやだったわけではなくて,もう少し練習してまぁまぁ乗りこなせるようになってから顔を出すつもりだったのですぅ
あのときよりうまくなった私を見て欲しかったのです・・・
が~ん
仕方がないので,帰宅の途中で自動車学校に顔を出しました。教官も新しいバイクにびっくりしてくれたのですが(つまり,バスの教官は別な教官だった訳です・・・),こけた話には苦笑いでした。
初めて顔を見せに来たのに,バイクの話でなくこけた話だからあたり前ですよねぇ
でも,きっと向上心を持ってがんばっていることは分かってくれたはず そして,心のなかで”死ぬなよっ”って優しくつぶやいてくれたはず
で,CBR ちゃんにお詫びにガソリンをたらふくおごってあげました。
取説を見ると,案の定,冷却液はホンダ純正を指定してありましたが,いつものドリーム店は隣町のはるかかなた。
仕方がないので,ホームセンターで一番よさそうな同じ緑色(これポイントで,赤と緑と2種類あって別なものを混ぜるとダメらしぃ),の冷却液を買ってきました。
どれだけもれたか分からなかったので,絶対余る気がしたのですが,2L を買ってきました。だって,1L と200円ぐらいしか差がなかったんだもん。
それと,冷却液の注入口が入れにくい場所にあるので,オイル用の漏斗を一緒に買いました。こんなことはもうないようにと思いながら,そこにあった一番小さな1L 用です。
これなら大体の注入量が分かると思ったので。結局,量はよく分かりませんでしたが,とてもいっぱい余ったのだけは分かりました。
でも,リザーブタンクの上限ラインまでしっかり入れられたので,オーバーヒートの心配はしなくてもいいのかなぁ・・・
念のため,しばらくエンジンをかけて水温を上げて,さらに3,000rpm ぐらいで回し続けて見ると,ラジエターファンが回るので104℃までしか上がらないですみました。
さらに念のためエンジンオイルの量も調べましたがこちらは大丈夫でした。
ここまでして安心したら,もう一度傷ついた場所を確認しました。
そしたら,やっぱり見落としていた部分がありました。チェンジペダルの先に擦り傷。ステップの裏についてあるバンクセンサーに擦り傷。
でも,それだけでした。バイクは・・・
ちなみにモリワキのスキッドパッドは,やすりを掛けてあげて,
家に着いたら,左足の踵が痛い 考えてみたら,倒れるバイクを傷つけたくなく,丈夫なレーシングブーツを履いていたので足を抜かないでクッションにしたんだった
見てみると,青く少しだけ腫れていました(お見苦しい点お詫びします)。今まで,安全第一に着用するものは過剰と思えるぐらいに選んできたつもりだったのですが,これが普通のスニーカーで足を抜く時間がなかったらと考えると
最低でも,踵をカバーする物を履きましょうの意味を身をもって体験しました。もちろん,こんなことは体験しないですめば,それに越したことはないと思いますが。
でも,倒れるものがバイクの宿命。そう考えると,やっぱり服装は身の安全を第一にしなければと身をもって体験できました。
しかし,転んでもただではおきないのが私。自宅の前でUターンしたら,今までより楽にできるようになりましたw
これだけでは,悲しいので今日の風景です。
今日もきれいな景色を見れました(が,楽しめませんでした・・・)
距離:55km 時間:(なぜか)3時間
バカなヤツ~と思った方も,かわいそうと思った方も(バイクだけでなく,人も含),バイテク向上心を応援してくれる方も,ポチットしていただけたらうれしぃですぅ
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